このたび、日本語能力試験はその26年の歴史と成果を発展的に継承し、平成22年度から「新しい日本語能力試験」として歩み出しました。その船出にあたり、新体制のもとにウェブサイトを一新し、新たな気持ちで事業に取り組むことができますことは、私どもにとって大きな喜びであります。
日本語能力試験は、世界各地で一斉に実施される受験者数最大の日本語の試験として、世界中で活用されています。旧試験の最後の年である平成21年度には、日本を含む54の国・地域206都市において、77万人を超える学習者がこの試験を受験しました。また、同年から試験の実施は年に2回となり、より多くの日本語学習者の要望に応えることができるようになりました。
新しい日本語能力試験のシンボルマークともいうべき、ロゴタイプについても国内外から寄せられた多くの応募作品の中から決定いたしました。世界中の人々に、新しい日本語能力試験が、このロゴタイプとともに親しまれ、歓迎され、活用され、評価されることを願ってやみません。さらにあらゆる学習環境にあるさまざまな日本語学習者が、公平に、そしてより多くの受験機会を持つことができるよう、新しい日本語能力試験の一層の普及・充実のために今後とも努力して参ります。
平成22年7月
独立行政法人 国際交流基金
理事長 小倉 和夫
財団法人 日本国際教育支援協会
理事長 井上 正幸